結婚前にパートナーと一緒にブライダルチェックを受けようと思っています。いろいろな検査が含まれていましたが、2人合わせて70000円〜100000円くらいかかるようでした。ブライダルチェックに行政からの助成金はありますか。
こちらは皆様からのお問い合わせがとても多い内容です。ブライダルチェック、不妊検査などがありますが、その中でも行政の助成金の対象になるものと対象にならないものがあります。本日はブライダルチェック 、不妊検査についての助成金について説明させていただきますね。
不妊検査とは
不妊とは、避妊を行わずに性交渉を持っているにもかかわらず、約1年の間、妊娠しないことを言います。そのため、不妊検査とは不妊の原因を特定するために行う様々な検査のことを指します。一般的に、女性に対してはホルモン値の検査(採血)、卵管(卵子の通り道)の検査、子宮や卵巣などの超音波検査などを行い、男性に対しては精液検査、ホルモン検査(採血)、精巣や前立腺などの超音波検査などを行います。この検査のためには、女性は卵巣の周期や子宮の周期に合わせ、数回に渡り、医療機関を受診する必要があります。
不妊検査の助成金
助成金については市区町村によって様々です。東京都では「不妊検査等助成事業」として、保険医療機関で行った不妊検査及び一般不妊治療に要した費用について、5万円を上限に助成するとしています。これはとてもありがたい助成事業ですね。助成金を申請するためにはいくつか条件があり、申請書類が必要であったり、事実婚の確認が必要であったり、妻の年齢が40歳未満であったり、夫婦ともに検査を受けていることなどが条件となっています。また、助成回数は夫婦1組につき1回までとなっています。条件は市区町村によって異なりますので、お住まいの市区町村に問い合わせてみると良いでしょう。
ブライダルチェックとは
ブライダルチェックとは主に結婚や妊活前に行う検査で、性感染症がないか、十分な量の風疹抗体があるか、妊娠に影響するホルモン値に異常がないか、精液に異常はないかなどを調べます。結婚や妊活の予定がある方はもちろん、その予定がなくても1人でも受けられることができる検査です。そのため、性病を心配されている方や、一度精液を詳しく調べてみたい方など健康チェックの目的で受ける方も多くいらっしゃいます。
ブライダルチェックの助成金
市区町村の助成金は、自然妊娠が起こらず、不妊を疑い、不妊を診断するための検査が対象となります。そのため、性病がないか、妊娠しにくい異常がないかなどを調べるブライダルチェックは対象とはならないのです。「不妊の原因を調べるもの」に対しては助成金の対象となり、「妊娠するために妨げとなる病気がないか」を調べるものに対しては助成金の対象とならないと覚えておきましょう。ブライダルチェックは泌尿器科、婦人科、内科、不妊症外来などで受けられます。また、料金は医療機関によって様々ですが、1人30000円から50000円で受けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。不妊検査とブライダルチェックの助成金については質問がとても多いですので、今回記事にさせていただきました。助成金の内容については市区町村によって異なりますので、必ずお住まいの市区町村に問い合わせてみてください。
当クリニックグループのブライダルチェックは基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。大宮・上野・池袋・新橋のどのクリニックでも受けていただくことが可能ですので、お近くのクリニックでお受けください。
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