ブライダルチェック 当日の検査の流れ

ブライダルチェックの内容

結婚を控えたカップルにとって、ブライダルチェックはとても重要な検査と言えます。その中でもクラミジアや淋菌をはじめとする性病の検査は、お互いに感染させないようにするためや、将来生まれてくる赤ちゃんのためには欠かせない検査項目と言えます。しかし、ブライダルチェックという名前を聞いたことはあるけれど、具体的な検査の流れなどは分からないと不安に思っている方は多いのではないでしょうか。本日はブライダルチェックの当日の流れについて、当院の検査の流れを参考に、詳しく説明いたします。

ブライダルチェックとは

ブライダルチェックとは、結婚前に行う健康チェックのことを指します。検査内容は主にクラミジア、淋菌、マイコプラズマ、HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎などの性病の検査を中心に、必要な抗体があるか、または妊娠に影響を及ぼすホルモン値に異常はないかなどの内容をブライダルチェック項目としている医療機関が多いです。性病の検査は通常の健康診断の項目には含まれておらず、無症状で感染している場合がありますので、結婚前や妊娠前などのタイミングで受けておく事が大切です。

検査の当日の流れ

当日の流れは医療機関によって様々です。下記は当院のブライダルチェックの流れです。参考にしてみてください。

男性の場合

精液検査がある場合

4〜7日程度の禁欲期間をとります。長過ぎても、短か過ぎてもいけません。体調を整えて検査に備えてください。検査に使う容器を検査の前日までにクリニックまで取りに来てください。

① 検査当日、来院予約時間の直前(1時間〜1時間半)にご自宅でマスターベーションにて精液を採採ってください。採取前は手をきれいに洗い、精液はお渡しした容器に全量入れてください。容器にマジックで目立つようにお名前を書いてください。
② 精液を採取する際、コンドームは使用しないでください。
③ 採取後は冷やしたり、温めたりせず、人肌程度の温度を保ち、クリニックまでお持ちください。
④ その他、常備薬や食事や運動の制限はありません。
⑤ 予約の時間にご来院ください。受付を済ませ、ご持参した精液を受付にお渡しください。その後、問診票の記入をしていただきます。
⑥ 尿検査がありますので、お手洗いに行かずにお待ちください。
⑦ 採尿室で採尿をします。
⑧ 検査室で採血検査をします。
⑨ お会計で終了です。検査時間は10〜15分です。結果は郵送でお送りします。(1週間から10日程度かかります。メールでの結果をご希望でしたら遠慮なくお申し出ください。)

精液検査がない場合

① 予約の時間にご来院ください。問診票の記入をしていただきます。
② 尿検査がありますので、お手洗いに行かずにお待ちください。
③ 採尿室で採尿をします。
④ 検査室で採血検査をします。
⑤ お会計で終了です。検査時間は10〜15分です。結果は郵送でお送りします。(1週間から10日程度かかります。メールでの結果をご希望でしたら遠慮なくお申し出ください。)

女性の場合

① 予約の時間にご来院ください。問診票の記入をしていただきます。生理周期、最終月経なども記入していただきますので、控えていらしてください。
② 検査室で採血検査と膣からの綿棒の拭い検査をします。(生理中はなるべくお控えください。脱ぎ着しやすい服装でいらしてください。)拭いの検査は細い綿棒を使いますので、痛みはありません。
③ お会計で終了です。検査時間は10〜15分です。結果は郵送でお送りします。(1週間から10日程度かかります。メールでの結果をご希望でしたら遠慮なくお申し出ください。)

 

ブライダルチェックの金額

ブライダルチェックの金額は医療機関によって様々です。一般的にはブライダルチェックの金額は一人3万円から5万円で受診できるところが多いです。

まとめ

ブライダルチェックは、結婚前や妊娠前の健康状態を把握するための大切なステップです。一度、パートナーと一緒に一度受けてみてはいかがでしょうか。

当院でのブライダルチェックは男性・女性ともに基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。

⬇︎YouTubeでも解説させていただきました⬇︎

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