ブライダルチェック、ピルを飲んでいる方の休薬期間

ブライダルチェック

女性がブライダルチェックを受ける際、検査の中にはピルを飲んでいると正しい検査結果が出ない項目があるため、休薬期間を設ける必要があります。ピル服用が影響を及ぼすのはどんな検査なのでしょうか?本記事では、結果に影響が出る検査項目やピルの休薬期間について解説します。

ピルの服用はブライダルチェックに影響するの?

ブライダルチェックは、結婚を控えている男女を対象に行う健康診断のことです。今後、赤ちゃんを授かるために、身体に異常がないかを詳しく検査します。

このブライダルチェックは、主に血液検査や内診、超音波検査などで詳しく検査をしていきますが、女性の場合、ピル(経口避妊薬)を服用していると、検査内容によっては正しく診断できない場合があります。

もちろん、ピルの服用が影響しない検査もあります。例えば、子宮や卵巣に異常がないかを調べる内視鏡検査では、ピル服用の有無が検査結果に左右されることはありません。また、風しん抗体検査・B型C型肝炎、性病検査などの検査もピル服用の有無が検査結果に影響を及ぼすことはありません。

参考記事👉ブライダルチェック のホルモン検査って何を調べているの?

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結果に影響が出る検査項目

ピルの服用が検査結果に影響を与えるのは、「AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査」をはじめとしたホルモン検査です。

AMH検査とは、卵巣の中に卵子がどのくらい残っているかを調べる検査です。AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、卵巣の中でこれから育っていく卵胞から分泌されるホルモンのことで、この数値が高いと今後育つ卵胞がたくさんある状態、少ないと卵胞の数が少なくなっているという状態であることが分かります。

ピルを服用していると、排卵しないため卵巣が一時的に休眠状態になります。そのため、AMHが本来の値よりも低く出てしまうのです。そのため、ピルを服用したまま検査をしても正しい数値になりません。そのため、ピルを服用している場合は問診の際に医師に伝えましょう。

ピルの休薬期間

現在ピルを服用しており、ブライダルチェックを検討している場合は、まずは受診するクリニックの検査項目に「AMH検査」をはじめとするホルモン検査があるかを確認しましょう。もし、ホルモン検査がある場合は、検査を受ける医療機関で休薬期間を確認してから生理周期として1〜2周期程度休薬してから検査を受けた方が良さそうです。

そのほかの検査でも、ピルの服用が検査結果に影響を与える可能性があるため、事前にクリニックに確認しましょう。
まとめ
ブライダルチェックの項目のひとつ「AMH検査」はピルを服用していると、正しい結果になりません。そのため、ピルを服用している場合は1~2周期程度の休薬期間を待ってから検査を受けましょう。

当クリニックグループのブライダルチェックは基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。大宮・上野・池袋・新橋のどのクリニックでも受けていただくことが可能ですので、お近くのクリニックでお受けください。

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