ブライダルチェックは夫婦一緒に受けるべき?

ブライダルチェック

はじめに

結婚前や妊娠を希望するときに、自分の体の状態を知るためにブライダルチェックを受けましょう。このブライダルチェックは女性だけではなく、男性も検査可能なクリニックが増えています。では、なぜ夫婦でブライダルチェックを受けた方が良いのでしょうか?本記事では、ブライダルチェックとは何か、男女ごとの検査項目を解説します。

ブライダルチェックとは

ブライダルチェックとは、結婚を控えている女性や妊娠を希望している男女を対象に行う婦人科・泌尿器科の健康診断です。

ブライダルチェックはもともとは女性を対象としたものでしたが、最近では男性に対しても検査を行うクリニックが増えてきました。

その理由として、日本人の6組に1組が不妊で悩んでいると言われています。不妊症の原因の半数は男性側にあることが分かっているため、男女ともに検査を受けることで不妊症の原因を特定して治療や生活習慣の改善に役立てることができます。

ブライダルチェックは保険診療外となり費用は全額患者負担です。当クリニックのグループがある東京都と埼玉県では、ブライダルチェックの助成金を受けることができます。市区町村によって助成の金額は異なりますが、30,000〜50,000円の助成金を受けることができるためチェックしてみましょう。

★当クリニックグループのブライダルチェックはこちら

▼参考
東京都|不妊検査等助成事業の概要
埼玉県|早期不妊検査・不育症検査に関する助成制度

女性の検査項目

女性の検査項目では、経腟エコーで婦人科系の疾患の早期発見治療に役立ちます。詳しい検査項目は次の通りです。一般的にはこの中の項目のうちから数種類をセットにしてブライダルチェックとしている医療機関が多いようです。

・問診
・血圧測定
・体重測定
・経腟超音波検査
・子宮頸部細胞診断 (がん検診)
・HIV
・クラミジア
・淋病
・B型肝炎
・C型肝炎
・風しん抗体
・梅毒検査
・プロラクチン
・甲状腺スクリーニング (FT4, TSH)
・AMH検査(抗ミュラー管ホルモン)
・膣内細菌培養検査
など

子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群、慢性子宮内膜炎などは不妊の原因です。また検査をして異常が見つかり、早いうちに治療を開始すれば、不妊や流産のリスク軽減につながります。

男性の検査項目

男性のブライダルチェックでは、女性と同じく問診、血圧測定などに加えて、主に性感染症などの有無や精液検査を行います。精液検査とは、精子の数や運動率などに異常がないかを調べる検査です。

詳しい検査項目は次の通りです。

・HIV
・クラミジア
・淋病
・B型肝炎
・C型肝炎
・ヘルペス
・梅毒検査
・風しん抗体
・精液検査(精子数、運動率、正常形態率)
など
性病や精液の異常などは自覚症状がないものも多く、検査をして初めて異常が分かることも少なくありません。不妊の原因の半数は男性側にあることから、男性も検査を受けることをおすすめします。
まとめ

まとめ

性病や精液の異常などは自覚症状がないものも多く、検査をして初めて異常が分かることも少なくありません
ブライダルチェックは男女一緒に受けることで、双方の体の状態を詳しく知ることができ、その後の妊活に役立てることができます。異常があればすぐに治療を開始することで、改善を図ることにつながります。

当クリニックグループのブライダルチェックは基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。大宮・上野・池袋・新橋のどのクリニックでも受けていただくことが可能ですので、お近くのクリニックでお受けください。

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