ブライダルチェックと不妊検査のどちらを受けるのがいいですか?

不妊検査とブライダルチェック

妊娠を望んでいるときに、自分とパートナーの状態を確認するための検査としてブライダルチェックと不妊検査があります。では、この2つの検査にはどのような違いがあるのでしょうか。また、どちらを先に受けた方がよいのでしょうか。本記事では、ブライダルチェックと不妊検査の違いについて解説します。

ブライダルチェックと不妊検査の違い

ブライダルチェックと不妊検査はよく混同されがちですが、実は双方には明確な違いがあります。

ブライダルチェックとは

ブライダルチェックとは、結婚を控えている方や結婚後の妊娠を希望している男女を対象に行う婦人科・泌尿器科の健康診断です。赤ちゃんを授かるために、ホルモン値に異常はないか、性感染症にかかっていないか、子宮や卵巣の病気はないか、精液に異常はないかなどを検査します。

参考記事▶︎「ブライダルチェックの検査内容」

ブライダルチェックはもともとは女性を対象としたものでしたが、最近では男性に対しても検査を行うクリニックが増えてきました。

不妊検査とは

不妊検査とは、避妊をしない性交渉を1年しても、妊娠しない場合に行う検査です。すでに妊活をしている方や妊活を始めたい方を対象にしています。

不妊の原因の特定を目的として、女性では子宮卵管造影検査や腹腔鏡・子宮鏡検査、ホルモン検査などを行います。男性では、精液検査や超音波検査、精巣のサイズ測定などを行います。

男女ともに、ブライダルチェックと同じ検査項目も含みますが、より具体的な原因を探るためには、不妊検査が必要です。

参考記事▶︎「ブライダルチェックと不妊検査の違いについて」

ブライダルチェックと不妊検査、先にどちらを受けるべき?

ブライダルチェックも不妊検査も妊娠を希望したときに受けることができる検査です。結婚前に、まずは自分が妊娠できる身体かを知りたい場合には、不妊検査よりも簡易的なブライダルチェックを先に受けましょう。

ブライダルチェックは1回の検査で終了します。その結果、追加の検査が必要になれば不妊検査でより詳しく検査することも可能です。

不妊検査では原因の特定までに複数回通院が必要になります。したがって、まずは自分とパートナーの身体のことを知りたい場合には、ブライダルチェックを先に受けるのがおすすめです。

まとめ

ブライダルチェックと不妊検査は、検査対象が異なりますが、いずれも将来妊娠を希望する方であればどなたでも検査を受けることができます。時間がかかっても詳しく原因を知りたい場合は不妊検査が対象ですが、まずは自分の身体の状態を知りたいという場合にはブライダルチェックから受けましょう。

当クリニックグループのブライダルチェックは基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。大宮・上野・池袋・新橋のどのクリニックでも受けていただくことが可能ですので、お近くのクリニックでお受けください。

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