ピルを飲んでいてもブライダルチェックは受けられますか?

ブライダルチェックとピル

パートナーとの間に子供を望んだときブライダルチェックを検討する方も少なくないでしょう。そこで、気になるのがピルの服用や前日の飲酒、性行為による検査結果への影響です。本記事では、ピルの服用や飲酒などがブライダルチェックに与える影響について解説します。

ブライダルチェックとは?

ブライダルチェックとは、結婚前後の妊娠を希望している男女を対象に行う健康診断です。赤ちゃんを授かるために身体に問題がないかどうかをさまざまな検査をして調べていきます。例えば、ホルモン値に異常はないか、性感染症にかかっていないか、子宮や卵巣や精巣に異常はないかなどを検査します。

このブライダルチェックは保険診療外となり費用は全額患者様負担です。しかし、各市区町村では、ブライダルチェックや不妊検査を受ける方を対象にした助成金制度を行っています。市区町村によって助成の金額は異なりますが、30,000円〜50,000円の助成金を受けることができるためチェックしてはいかがでしょうか。

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ピル服用中も検査を受けられる?

経口避妊薬(ピル)を服用していても、ブライダルチェックを受けることができます。ブライダルチェックでは血液検査も行いますが、経口避妊薬の成分が検査結果に影響することはありません。

ただし、検査項目にホルモン検査が含まれている場合には影響を与える恐れがありますので、受診する医療機関に問い合わせてみましょう。

ピルを10日前後休薬してくださいと案内している医療機関が多いようですね。

ブライダルチェックに関するQ&A

ブライダルチェックでよく聞かれる質問をまとめました。

Q:生理中でも検査を受けられる?
これはクリニックによって見解が分かれます。子宮頸がん検診などで生理中では正しく検査できないとして、生理が終わってからの受診を推奨しているクリニックもあります。

一方で、生理中だからといって受けられない検査はないとしているクリニックがあり、そうした方針の場合は内診での抵抗がなければブライダルチェックを受けることが可能です。ブライダルチェックを受ける前には、受診するクリニックに確認するようにしましょう。

Q:前日の飲酒や性交渉は検査に影響ある?
こちらも基本的には影響がないと考えているクリニックが多いようです。血液検査では飲酒がデータに影響を及ぼすものはありません。

ただし、男性の場合は前日の射精により精液検査の数値が変わる場合があるため、禁欲期間を設ける必要があります。そのため、男性は禁欲期間について事前にクリニックに確認しましょう。

まとめ

ピルを飲んでいるとホルモン値に影響を及ぼす恐れがありますので、ブライダルチェックを受ける前に受診する医療機関に休薬期間を問い合わせましょう。また、問診の際にピルを服用していることや服用期間などを伝えておきましょう。また生理中や前日の飲酒や性交渉があっても、ブライダルチェックを受けることができます。ただし、クリニックの方針によるため、事前に確認しておくようにしましょう。

当クリニックグループのブライダルチェックは基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。

大宮・上野・池袋・新橋のうちどのクリニックでも受けていただくことが可能ですので、お近くのクリニックでお受けください。ペアでもお一人でも、結婚の予定がある方もない方も、どなたでも受けていただく事ができます。

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