ブライダルチェックの賢い利用法

ブライダルチェック 性病

男性、女性にかかわらず、「不特定な人と性行為をしてしまった」「心当たりがあり、とにかく性病が心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合、どのような医療機関にかかったらいいのか、保険は効くのか、料金はどのくらいなのかなど、疑問に思っている方も多く、当院にもお問い合わせが入ることがあります。
そのような場合にはブライダルチェックを行なっている医療機関を利用するのがお勧めです。本日は性病検査にブライダルチェックを活用する利点についてお伝えいたします。

性病検査の保険適応

性病を疑う症状がある場合、(排尿時痛、膿みが出る、膣からの異常分泌物、性器にできものがある)などは保険適応での診察を受けることが可能です。一方で、上記のような症状がなく、「とにかく性病が心配」「健康診断の一環として性病の検査をしたい」という方には保険適応とはならず、自費の検査となってしまいます。その場合、受けられる医療機関も限られてしまい、料金も高額となってしまうのが現状です。

ブライダルチェックとは

ブライダルチェックとは、一般的に結婚前や妊娠前に行う健康チェックのことを指します。検査内容は主にクラミジア、淋菌、マイコプラズマ、HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎などの性病の検査を中心に、必要な抗体があるか、精巣や卵巣に作用するホルモン値に異常はないか、精液を詳しく調べる検査などをセットにしている医療機関が多いです。
ブライダルチェックは必ずしも結婚の予定がなくても、誰でも受けることができます。

性病検査としてのブライダルチェックの利用

ブライダルチェックの検査項目には、お互いに感染させてしまう可能性のある性病の検査が含まれていることがほとんどです。そのため、症状がないけれど性病の検査をしたいという方が利用されるケースも多いです。また、ブライダルチェックとして一般的な性病のうちの数種類をセットとして組んでいるところが多く、「性病が心配だけれど、何を調べて良いか分からない」という方はブライダルチェックを利用するのが良いかもしれません。性病の項目を1項目ずつ調べていくより、まとめてセットで調べた方がかえって安上がりなこともあります。

ブライダルチェックはどこで受けられるか

ブライダルチェックは婦人科や泌尿器科、不妊症外来などで受けられます。女性だけ、男性だけを受け入れている医療機関もありますが、ペアでの受け入れをしている医療機関もあります。婦人科、泌尿器科で受けた場合にはそのまま治療してもらう事ができるということも利点です。

ブライダルチェックの金額

ブライダルチェックの金額は医療機関によって様々です。内容が多ければその分金額も上がってしまいますが、今までに性病にかかった事がない場合にはそれほど多くの検査は必要ないでしょう。検査内容は医療機関によって様々なので、検査を受ける前にそれぞれのクリニックに問い合わせてみるのが良いでしょう。

一般的にはブライダルチェックの金額は一人3万円から5万円で受診できるところが多いです。

まとめ

ブライダルチェックは、結婚の予定がないと受けられないと思われがちですが、そうではなく、誰でも受けることができます。「性病が心配」「健康診断の一環として」「興味があって受けてみたい」という方はブライダルチェックを利用してみるのも良いかもしれません。

当院でのブライダルチェックは男性・女性ともに基本セット(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体、梅毒、ホルモン検査)が29,800円(税込)、男性で精液検査をご希望の方には基本セットに精液検査をプラスして39,800円(税込)で受けていただくことができます。

⬇︎YouTubeでも解説させていただきました⬇︎

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