現在妊活中です。規則正しい生活を心がけるようにしていますが、妊活中の食事で気をつけることはありますか。
まずは日頃から1日3食、バランスの良い食生活を送ることが非常に大切です。さらに卵子や精子の状態を良くしたり、妊娠しやすい体に導くために必要な栄養素があります。妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経など、大切な器官が作られる時期でもありますので、妊娠前から赤ちゃんのために口にするものには気をつけておくことが大切です。では、妊活中にお勧めの栄養素を紹介していきますね。
葉酸
厚生労働省では妊娠を計画している女性や妊娠中の女性は通常の食事からの葉酸摂取に加えて、サプリメント等から1日あたり400μgの葉酸を摂取する事を推奨しています。妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経など、大切な器官が作られる時期で、たくさんの葉酸を必要としているのです。葉酸はアボカド・レンズ豆・ブロッコリー・枝豆・ほうれん草・さつまいも・芽キャベツなどに多く含まれています。また、葉酸の働きを助ける亜鉛・ビタミンなどを摂取することも大切です。妊娠中には合わせてサプリメント等で葉酸を補いましょう。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は卵巣機能や子宮内膜の状態を良くすると考えられており、子宮内膜の状態を良くすることで受精卵が着床しやすくなる可能性が高まります。また、精子の状態を良くし、運動率を高めることも指摘されています。オメガ3脂肪酸は鮭・マグロ・チアシード・アマニ油・えごま油・くるみ・青魚などに多く含まれています。
抗酸化物質
酸化とは「りんごを切ってしばらく置いておくと茶色くなってしまう現象」と同じで、私たちの身体の老化の原因となります。卵子や精子も年齢とともに酸化し、質が落ちてきてしまいます。そこでお勧めなのが、抗酸化物質の摂取です。抗酸化物質は卵子、精子を酸化から守る働きがあり、妊活中には積極的に摂取するようにお勧めします。抗酸化物質はビタミンC(緑黄色野菜・フルーツなど)、ビタミンE(植物油・胡麻・アーモンドなど)、ポリフェノール類(赤ワイン・コーヒー・プルーン・緑茶など)、ミネラル類(海藻類・魚介類・納豆など)、カロテノイド(パプリカ・トマト・ほうれん草など)に多く含まれています。
タンパク質
卵子や精子の状態を良くするためには十分なタンパク質が必要です。タンパク質は豚肉・豆腐・納豆・牛乳・卵などに豊富に含まれています。
鉄分
鉄分は血液の原料となり、身体中に酸素を運ぶ働きがあります。女性が鉄分不足の貧血になると、身体中に十分な量の酸素が運べなくなり、倦怠感が出て、日常生活にも影響を及ぼし、妊娠にも影響してしまいます。そのため、妊活中には積極的に鉄分を摂取する事をお勧めします。鉄分はレバー・ほうれん草・ひじき・レンズ豆・木綿豆腐・牛肉などに多く含まれています。また、ビタミンCと組み合わせる事で、鉄分の吸収を助けることができます。
まとめ
妊活中はいつでも「妊娠しているかもしれない」という気持ちでいるようにしましょう。赤ちゃんの神経や脳の元となる器官が作られるのは、妊娠に気づかない初期の時期です。妊娠しやすい身体作りは、妊娠する可能性を高め、赤ちゃんの健康を守り、その後の健康的な食生活、ひいては生活習慣病予防にも繋がります。
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